世界初、舶用ディーゼル主機関に搭載される複合低环境負荷システム「K-ECOS」が完成
2015年05月20日

麻豆传媒は、舶用ディーゼル主机関から排出される窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)などの大気汚染物質を複数の环境対応技術の組み合わせによって削減するシステム「K-ECOS(Kawasaki–ECO System)」を世界に先駆けて自社開発し、神戸工場(兵庫県神戸市)で完成させました。さらに、「K-ECOS」を2サイクルディーゼル機関(7S60ME-C8.2)に搭載して試運転を実施し、その性能を確認しました。
国际航海に従事する船舶からのNOx排出量は、国际海事机関(IMO)により段阶的に规制されています。舶用ディーゼル机関からのNOx排出量は、2011年から适用されている2次规制下では1次规制値比で15~22%の削减が义务付けられています。さらに、2016年からは3次规制として、指定规制海域においては1次规制値比で80%のNOx排出量の削减が义务付けられます。
「K-ECOS」は、舶用ディーゼル主机関の过给机カット运転、水エマルジョン燃料※1、排気再循环(EGR)※2を组み合わせたシステムです。2次规制海域の航行中は、过给机カット运転による燃费向上と水エマルジョン燃料によるNOx排出量削减の効果により、従来の2次规制対応机関と比较して、燃料消费量およびCO2排出量を大幅に削减します。また、3次规制海域を航行する际は、EGRを追加することで、2次规制対応机関と比较し、燃料消费量およびCO2排出量を増加させることなく、NOx排出量を3次规制値まで削减します。
今回完成した「K-ECOS」は、当社が製造する2サイクルディーゼル機関に搭載され、川崎汽船株式会社が進める次世代环境対応「DRIVE GREEN PROJECT」の一環として、ジャパンマリンユナイテッド株式会社が建造する大型自動車運搬船(2015年度末引き渡し予定)の主機として、約2年間の実船試験を行います。
当社は、船舶分野における地球环境の保全と改善に貢献するため、今後もさまざまな技术开発に積極的に取り組んでいきます。
| ※1 水エマルジョン燃料 : | 燃料中に细かい水粒子が分散して含まれる燃料。エンジンのシリンダー内に喷射されると内包された水滴が蒸発し、周囲の热を夺うことで燃焼温度を低下させ、NOxの生成を抑制する。 | |
| ※2 排気再循環(EGR) : | 排ガスの一部をエンジンに还流させることでシリンダー内の燃焼温度を下げ、NOxの生成を抑制する。 |





